一攫千金ではなく、お小遣いをちょっと増やそうと考えて舟券を買っているという人も多くいます。
競艇では、3連単が最も売れていますが、少しのプラスであれば的中確率が高い2連単の方が良いのでは?と閃きました。
そこで今回は、競艇の2連単で+1万円を目指すための戦略を考えてみました。
大勝ちを目指さない少しのプラスなら2連単が理想的
1日数万円のプラスのであれば、払戻オッズが高い3連単が基本となります。
しかし、1万円程度の勝ち額で良い場合は、3連単より2連単の方が向いていると考えました。
競艇で最も売れている3連単より2連単の方が良い理由はいくつも存在します。
的中確率が高い
競艇は1レースで6艇が出走します。
3連単の単純な的中確率は「1/120」となります。
一方、2連単の単純な的中確率は「1/30」です。
競艇の2連単は、3連単と比べると4倍も当たりやすくなっています。
的中確率が高いという事はチャンスが多いという事でもあります。
もちろん、的中確率が高いので3連単と比べると平均払戻金額が低くなります。
2連単では、「200~350円」が最も多い払戻金額となっています。
払戻オッズが10倍を切る事が多い2連単で一攫千金は狙う事は難しいと言えるでしょう。
しかし、こまめに当てる事が出来るので、ゆっくりとお金を増やしやすいといったメリットがあります。
目標が「+1万円」であれば、2連単でも問題なく達成する事が可能です。
購入点数を絞って1点に大きく賭けられる
1~3着までを順番通りに的中させなければいけない3連単は、自然と購入点数が増えてしまいます。
本命狙いをしている人でも、気付けば3連単の購入点数が10点をオーバーしていたという経験がありますよね。
2連単は、1着2着を順番通りに的中させます。
3着を予想する必要がないので、購入点数を大幅に減らす事が出来るというメリットがあります。
また、レースによっては3連単3着全通りを購入するよりも、2連単で1点に賭ける金額を増やした方が当たった時の払戻金額が多くなる事も珍しくありません。
3着だけ抜け目で外した!という競艇あるあるを回避出来るといった点も優秀です。
平均払戻金額の高さから3連単に目を奪われがちですが、実は2連単の方が美味しいレースも多くあります。
少ない軍資金からでも+1万円を目指せる
3連単で+1万円を目指す場合、1レースで10点や20点購入する事になります。
予想の調子が悪いとたった数レースで軍資金が底をつく事も珍しくありません。
一方、2連単は上記でも解説した通り、購入点数を大幅に減らせます。
払戻オッズはあまり高くありませんが、1レースの購入点数・金額をある程度抑える事も可能となっています。
2連単であれば、少ない軍資金でも+1万円を目指せるといった点でも2連単がオススメです。
基本は1点賭けでコツコツ増やしていく
競艇の2連単で+1万円を目指す場合、中穴・大穴狙いをするよりも本命狙いでコツコツと増やしていった方が成功率は高くなっています。
1レースに賭ける金額が少ない2連単ですが、中穴・大穴狙いばかりしていると徐々に軍資金が減っていきます。
いつ当たるか分からない中穴・大穴を狙い続けるよりも、当たる確率が高い本命狙いでコツコツとお金を増やす事を意識した方が無難です。
2連単は複数購入に向かない
当たりを取り逃がさないように購入点数を増やす人も多くいます。
3連単であれば、当たった時の払戻オッズ20倍や30倍を超える事も多いので問題ありません。
しかし、2連単で購入点数を増やすのは危険です。
人気決着となりやすい競艇の2連単は、払戻オッズが低いので運が悪いと2点購入しただけでマイナスになる事も多々あります。
また、2点購入して運良くプラスになった時でも、2点購入した事により儲けが減ってしまいます。
競艇で勝つためには、1レース毎に出来るだけ多くの儲けを得る事が重要となります。
この「儲け」とは、払戻金額ではなく、賭けた金額に対するリターン「回収率」の事を指すので注意してください。
本命狙いでコツコツお金を増やして+1万円を目指す場合は、基本的に「1レース1点賭け」となります。
G1やSGといった人気・オッズが分散しているレースに限って、2点まで購入する事が出来ます。
複数点購入する場合は、必ずトリガミ(払戻金額が購入金額を下回る)にならないように注意してください。
本命狙いが出来るレースでお金を増やす
2連単で+1万円を得るためには基本1点賭けで本命狙いをしていく事は理解して貰えましたか?
「本命狙い」と言っても、締切時間が近いレースで人気の組み合わせを買えば良いというわけではありません。
レースが行われている全24場は、各レース場によって「荒れにくい・荒れやすい」といった特徴があります。
同じ1コースでも戸田競艇場と大村競艇場では、1着率が20%以上も差があります。
1コース1着率の高いレース場と低いレース場では、人気決着になる確率も変わってきますよね。
本命狙いでコツコツお金を増やす場合は、出来るだけ「人気決着しやすいレース場」を選ぶ事も大切です。
1コース1着率が高い「大村競艇場・徳山競艇場」や2連単平均払戻金額が低い「福岡競艇場・尼崎競艇場」がオススメです。
また、レース場選びに加えて、舟券を購入するレースの選別をしっかりと行う事で2連単で+1万円の成功率を上げる事が出来ます。
人気決着になりやすいレース場の中で、さらに1号艇が1着になりやすいレースだけ舟券を購入します。
・1号艇の選手の1着率が「70%」
・2~5号艇に「A級選手が1~2人」
といった条件が挙げられます。
単純な的中確率が高い2連単だからといって、油断する事なくしっかり毎レース予想をしていきましょう。
賭け金を抑え過ぎない
賭け金を抑え過ぎない事も2連単で+1万円を目指すためには必要です。
毎レース1点100円賭けだと、+1万円になるまでにかなりの数のレースで舟券を購入する事になります。
2連単でせっかく購入点数が絞る事が出来ているので、1点に賭ける金額を増やしても問題ありません。
毎レース同じ金額を賭ける必要はなく、自信がないレースは500円で自信があるレースは1000円や払戻オッズに合わせて調整する事をオススメします。
1点500円であれば、舟券的中時の払戻オッズが「3.0倍」でも1レースで「+1000円」得る事が出来ます。
1点1000円まで増やすと、人気決着で払戻オッズが低くても5回程度当てれば目標の+1万円を達成出来る事も珍しくありません。
普段3連単で賭けている金額と同等、または若干少ない金額を賭けていく事でテンポ良くお金を増やしていけます。
軍資金が少ない時は、1点100~300円からスタートして軍資金に余裕が出来てから賭け金を増やしていくと良いでしょう。
マーチンゲール法やココモ法はオススメしない
「マーチンゲール法」と「ココモ法」は、競艇の2連単の必勝法として定期的に話題になります。
他のギャンブルで使用出来る必勝法として有名となっている2つの必勝法を競艇用にアレンジして紹介しているサイトも多くあります。
確かに、2つの必勝法は使い方によっては回収率を向上させる事が可能です。
しかし、「+1万円を目指す」といった点では全くオススメする事は出来ません。
どちらも、「当たるまで毎レース賭け金を増やし続ける」といったルールがあるので膨大な軍資金が必要です。
軍資金に対して得られる利益が少なく、1回のレースで得られる利益を増やすには連敗数を増やす事が必須となります。
また、競艇というギャンブルの仕組み上、負けが続くとどこかで損切りをする事となります。
+1万円を目指す事と比べるとリスクの方が圧倒的に大きいと言えるでしょう。
成功例を記載しているサイトも多くありますが、逆に失敗例も数多くあるので安易に信用するのは危険です。
マーチンゲール法とココモ法を使用するのであれば、毎レース払戻金額が+1万円になるように賭け金を調整した方が良い可能性の方が高くなっています。
2連単で+1万円を目指す場合は、マーチンゲール法とココモ法は使用しないようにしましょう。
まとめ
競艇の2連単で+1万円を目指す事は可能です。
寧ろ、数万円等の一攫千金ではない場合は、2連単でコツコツと勝つといった方法が正攻法なのかもしれません。
2連単で+1万円を目指す場合には、1レース1点賭けや人気決着になりやすいレースを探す事が必須となります。
適当に見付けたレースに賭ける事は出来なくなりますが、目標を達成出来る可能性を上げる事が出来るので是非参考にしてみてください。
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