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初心者にもわかりやすい競馬の3連単軸一頭マルチの注意点とは?

競馬には「マルチ」や「軸一頭固定」等、様々な馬券の買い方があります。

出来るだけ購入点数を絞ったり外すのが怖いから全通り押さえたりと自分の予想に合わせた馬券の買い方も競馬の楽しみの1つです。

しかし、便利な買い方にも意外と気付かない落とし穴が存在していたりします。

今回は、多くの方が活用している「3連単軸一頭マルチ」の注意点をまとめてみました。

目次

3連単軸一頭マルチはシンプルで分かりやすい買い方

競馬を始めたばかりの初心者の人や競馬に馴染みがない人からすると

「3連単軸一頭マルチって何?」という状態だと思います。

3連単軸一頭マルチとは、軸馬を1着に固定するのではなく2着3着になる事も想定した馬券です。

軸馬を「A」、相手馬を「BCDEF」の5頭の場合、
Aが1着になる
A→BCDEF→BCDEF
Aが2着になる
BCDEF→A→BCDEF
Aが3着になる
BCDEF→BCDEF→A
の60通りを購入する事になります。

要するに、AとBCDEFのうちの2頭が3着以内になると当たりになります。

3連単軸一頭マルチのメリット

3連単軸一頭マルチで馬券を購入する最大のメリットは「軸馬が1着じゃなくても良い」という点です。

3連単軸一頭フォーメーションでは、軸馬を1着に固定するので選んだ軸馬が1着以外になるとハズれてしまいます。

しかし、3連単軸一頭マルチは選んだ軸馬が3着以内に入賞出来れば当たる可能性が残ります。

「軸馬以外の予想は当たっていた」「軸馬が1着にならなかったら負け」という競馬あるあるが起きるリスクを抑えられるといったメリットがあります。

3連単軸一頭マルチはいつでも活用出来る買い方ではない

3連単軸一頭マルチで最も気を付けなければいけないのが「使うタイミング」です。

毎レース3連単軸一頭マルチで勝負をしているとドンドンお金がなくなっていく可能性が高くなります。

しっかりと使い所を理解して効果的に活用する事が大前提となっています。

購入点数が多くなり過ぎる

3連単軸一頭マルチの最も初歩的な注意点が「購入点数が多くなる」です。

軸馬が一頭なので購入点数が抑えられると錯覚してしまいそうになりますが、相手馬の数が増えれば増える程購入点数が増えていきます。

相手馬の数による点数の変化は以下の通りです。
3頭→18点
4頭→36点
5頭→60点
6頭→90点
と1頭増やすだけで購入点数が2倍近くに膨れ上がります。

軸馬が一頭だからといって気軽に相手馬を増やしてしまうと、いつもより購入点数が多くなり逆に負けやすくなります。

ダントツの1番人気の馬がいるレースはトリガミになる可能性がある

3着以内に選んだ軸馬が入賞するのが最低条件と考えられる事から、多くの人がダントツの1番人気がいるレースで3連単軸一頭マルチを使用します。

確かに、3着以内に相手馬が2頭入賞しても軸馬が3着以外になると馬券はハズレです。

競馬の1番人気は勝率が約30%、複勝率が約60%と3着以内に入賞する確率が高いのでダントツ人気の馬がいるレースを選ぶのはある意味正攻法とも言えます。

しかし、1番人気の馬が人気に応えて1着、さらに2着3着も人気決着となると3連単でも払戻金がガクッと落ちてしまいます。

また、1番人気の馬が2着や3着になった場合でも、入賞した馬が上位人気だと思ったよりも配当がつかない事も珍しくありません。

一見すると正攻法で勝てる可能性が高く見えるダントツの人気の馬がいるレースもトリガミになってしまったり、思ったより旨味が少なかったりするので注意が必要です。

他の買い方の方が効率が良い場合もある

払戻オッズの数値ではなく、1点にあたりの効率で考えるとレースによっては3連単軸一頭マルチより他の馬券の方が良い事も多々あります。

上位勢の実力が拮抗しているレースで軸を一頭に絞るのはリスクが高く、相手馬に選んだ馬のみで3着以内を独占してしまうといった事も起きます。

そのようなレースでは。3連単軸一頭マルチよりも3連複の方が効率が良い可能性があります。

軸一頭に相手馬5頭の合計6頭を選ぶと3連単軸一頭マルチでは60点です。

一方、同じ6頭でも3連複であれば20点で済みます。3連複は選んだ6頭のうち3頭が3着以内に入賞すれば当たりです。

軸馬に使用とした馬が着外になっても、相手馬に選ぼうとした馬が3頭入賞すれば当たります。

3連単軸一頭マルチは便利な買い方ではありますが、使うタイミングを間違えると便利さが台無しになるといった点に注意してください。

3連単軸一頭マルチは1番人気が2着3着になりそうなレースで便利な買い方

3連単軸一頭マルチが適しているレースは1番人気が2着3着になりそうなレース」です。

ダントツの1番人気でほぼ間違いなく1着になると予想されるレースであれば、3連単軸一頭フォーメーションの方が効率は良いです。

1番人気が2着3着になると払戻オッズも多少跳ねるので、点数が多くなりがちな3連単軸一頭マルチでもトリガミをする可能性が低くなります。

また、1番人気1着の馬券も抑えられるといったメリットも同時得られます。

1番人気以外を軸にする買い方もアリ

軸一頭で馬券を買う場合、多くの人が1番人気の馬を軸馬に選びます。馬単や3連単の1着一頭固定という買い方であれば特に問題はありません。

しかし、3連単軸一頭マルチの場合は、1番人気以外の馬を軸馬に選ぶのもアリです。

2番3番人気といった3着以内に入賞する可能性が高い馬であれば軸馬に選べるといった点もマルチ買いのメリットの1つです。

仮に2番人気を軸馬にした場合でも、1番人気の馬を相手馬に選んでいれば良いだけです。

1番人気の馬が着外になって選んだ2番3番人気の馬が3着以内になると払戻オッズがかなり高くなります。

3連単軸一頭マルチを活用する場合は、1着になりそうな馬を選ぶのではなく「3着以内になりそうな馬」を軸馬に選ぶ事が重要となります。

しかし、わざわざ1番人気が飛びそうな荒れるレースを探すのは厳禁です。

1番人気以外の馬を軸馬に選ぶ場合は、1番人気の馬が実力以上に人気を獲得していたり、1番人気の馬と同じぐらい強いのに人気が薄い馬がいるレース等、一定の条件が揃ったレースのみにした方が無難です。

まとめ

様々なメリットがある3連単軸一頭マルチですが、使うタイミング等の注意しなければいけないポイントがいくつかあります。

使うタイミングを間違えると損をするリスクが増えてしまいます。また、意識せずに相手馬を増やしてしまうと購入点数が多くなってしまいます。

いくつか注意点がある3連単軸一頭マルチですが、使うタイミングを見極める事が出来れば的中率・回収率を向上させられます。

毎レース3連単軸一頭マルチで勝負をするのではなく、ここぞ!というタイミングを見極められるようになりましょう。

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