競馬の3連複はフォーメーションが最強?おすすめの点数は?
競馬には様々な種類の馬券(券種)があります。
予算や自分の予想に合わせた馬券を選ぶのも競馬の楽しみ方の1つと言えるでしょう。
そんな中、「勝てる」「最強!」といった呼び声が多いのが「3連複のフォーメーション」です。
なぜ、競馬の3連複フォーメーションが最強なのか、おすすめの買い方はあるのかといった点に今回はスポットライトを当ててみました。
3連複フォーメーションは「バランス」が最強
馬券選びをする時に、的中率や回収率等、人によって重視するポイントは異なりますよね?
1つのポイントに特化した買い方ではなく、「バランスの良さ」を求める競馬ユーザーも意外と多くいるようです。
そんな人にピッタリなのが「3連複フォーメーション」なんです。
低コストで手広く抑えられる
3連複のフォーメーションが最強だと言われる理由の1つが「低コストで馬券を手広く抑えられる」といった点です。
例えば、選んだ馬が5頭だとします。
3連複の買い方で人気の「ボックス買い」であれば、購入点数は「10点」となります。
一方、1頭軸で、2着2頭・3着4頭のフォーメーション買いをした場合、購入点数は「5点」まで抑えられます。
しかも、簡単に言えば「軸が決まっていれば無駄な馬券を省ける」という事です。
競馬は、当たり馬券以外は全てハズレ馬券の無駄なとなりますよね?
その無駄を効率良く省けるのが3連複フォーメーションだという事です。
もちろん、軸馬が3着以内に入らなければ、馬券は外れてしまいますが、絶対に3着以内に入賞するという自信がある馬がいるレースでは絶大な威力を発揮します。
意外と高配当が狙える
「3連複は配当が低いんじゃないの?」と勘違いしている人が実は意外と多くいます。
2018年と少し古いデータとなりますが、1年間の3連複の平均配当は「約2万円」と驚くべき金額でした。
もちろん、3連単と比べると平均配当は低いですが、それでも万馬券が当たるチャンスはかなり多くなっています。
購入点数が多くなりがちな3連単よりも効率良く万馬券が狙えるのが3連複フォーメーションの強みでもあります。
3連複フォーメーションの最強は「1-3-6」と「2-4-8」
結論から先に述べておくと、3連複フォーメーションの中で最強の買い方となるのは、
・1-3-6(12点)
・2-4-8(24点)
の2パターンです。
狙いを絞って少額勝負が出来る「1-3-6」
レース展開・結果を予想した時に「この馬は絶対に3着以内に入る!」と確信を持てる馬がいるレースにピッタリなのが「1-3-6」です。
1頭目(1着):本命の軸馬
2頭目(2着):対抗馬3頭
3頭目(3着):対抗馬3頭+穴馬3頭
といった買い方をします。
この買い方は「3連複で最大限購入点数を抑えつつ、高額配当がしっかりと狙える」といった魅力があります。
2頭目の対抗馬3頭は、人気・実力順に買うのが一般的です。
しかし、3連複の「着順は問わない」といった特性を活かして、敢えて2頭目の3頭のうち1頭に穴馬を選びます。
そうする事によって「軸馬-穴馬-穴馬」といった高額配当も狙える買い方が出来るようになります。
もちろん、軸馬+実力馬の組み合わせもフォローする事が出来ます。
少ない資金で、本命と穴馬の両方をカバー出来るのが「1-3-6」という買い方です。
効率良く高額配当を狙える「2-4-8」
もう1つの最強の買い方「2-4-8」は、先程紹介した1-3-6と比べると購入点数が倍になるので、1レースあたりの購入金額も倍になります。
しかし、3連複で購入点数が倍になるという事は、それだけ「高額配当が狙いやすくなる」といったメリットが得られます。
上位人気の実力が拮抗している、軸馬が決まらないといったレースに適している3連複最強フォーメーションと言えるでしょう。
1頭目(1着):実力上位2頭
2頭目(2着):対抗馬4頭
3頭目(3着):対抗馬4頭+穴馬4頭
購入点数が倍になるだけで高額配当的中の可能性や的中率が大きく向上する買い方です。
1頭目は、本命馬2頭でも良いですし、本命馬+穴馬の2頭でもOKです。
1-3-6よりも選択肢が増えるので、様々な買い方・狙い方が出来るようになるのもこの買い方の魅力の1つです。
さらに2頭目・3頭目で選べる馬の数も増えているので、より穴馬を馬券に絡めやすくなっています。
1-3-6のフォーメーションよりも使い所が若干難しい買い方ではありますが、ハマった時は爆益のチャンスとなります。
3連複最強フォーメーションの注意点
残念ながら、3連複最強フォーメーションにもいくつかの注意点が存在します。
紹介した2パターンの買い方を実践する時は以下のポイントに気を付けてください。
トリガミは絶対にNG
3連複最強フォーメーションで最も注意しなければいけないのが「トリガミ」です。
1-3-6であれば、トリガミになるケースはそれほど多くはありません。
しかし、2-4-8は購入点数が24点になる事から、トリガミの可能性が高くなります。
せっかく馬券が当たってもトリガミで収支がマイナスになってしまうと意味がありません。
トリガミを防ぐためには「トリガミになる組み合わせを省く」「トリガミになる組み合わせのみ購入金額を増やす」といった対処法が必要となります。
どちらの方法も優劣はあまりないので、自分の性格や予算に合わせて選びましょう。
購入点数は増やさない
今回紹介した2パターンの最強フォーメーションを改良しようと考える人もいるかもしれません。
1-3-6の買い方であれば、多少購入点数が増えても問題はありません。
しかし、2-4-8の買い方はそれ以上購入点数を増やす事はおすすめしません。
確かに、購入点数を増やす事は的中率を上げる事に繋がります。
その一方、ハズレ馬券が増えるという事になるので「当たった時の利益が少なくなる」といったデメリットも同時に生じます。
さらに、購入点数が増えると上記で解説したトリガミの可能性がさらに高くなります。
せっかくのコスパの良い買い方の良い所が台無しになる可能性が高いので、むやみに購入点数を増やす事はやめておきましょう。
3連複フォーメーションは、購入点数を「10~25点」に抑えるのが理想だと言われています。
高額配当を狙う事を意識し過ぎて購入点数が増えないようにしましょう。
適したレースで活用する
どんなレースでも3連複最強フォーメーションが通用するわけではありません。
1-3-6は軸馬がいるレース、2-4-8は軸馬+狙いたい穴馬がいるレースと活用出来る条件が全く異なります。
最強フォーメーションだからといって手当たり次第買えるレースで試すのではなく、しっかりと条件を満たしたレースで活用していきましょう。
レースの見極めが出来るようになれば、自然と的中率や回収率は上向いていくはずです。
まとめ
今回は、競馬の3連複フォーメーションの最強の買い方を2パターン紹介しました。
どのレースにも活用出来る万能タイプの買い方ではありませんが、条件を満たしたレースであれば、しっかりと効果を実感出来ると思います。
また、1~3頭目にどのような馬を組み合わせると、的中率・回収率が上がるのか等、自分なりに研究してみるのも楽しいのでおすすめです。
低コストで本命と穴狙いの両方が出来る馬券の買い方を探していたという人は、ぜひ今回紹介した3連複最強フォーメーションを試してみてください。