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競馬の期待値とは?期待値が高い馬券の買い方を解説

競馬の収支をプラスにするのに「期待値」を追いかける事が大切と聞いた事がある人は多いと思います。

競馬だけではなくギャンブルで勝つためには期待値を計算する事が必須となっています。

しかし、ギャンブルを始めたばかりの人からすると期待値が何を指すのかわからないですよね。

今回の記事では、競馬に勝つために必要な期待値についてまとめてみました。

目次

競馬の期待値はプラスになる馬券の事を指す

競馬での期待値は、ほとんどの場合が「プラス」になる馬券の事を指します。

馬券を購入した金額(賭け金)に対して戻ってくる(払い戻される)金額の「見込み」となります。

単勝馬券の場合、選んだ馬が1着になる確率と考えるとイメージしやすいと思います。

「オッズが高ければ期待値が高いの?」と勘違いする人が多いですが、オッズが高い方が期待値が高くなるのは全ての馬の実力・走る環境が全く同じ時のみです。

一般的なサイコロは、誰が振っても1~6が出る確率は常に1/6なので、その場合はオッズが高い出目に賭けると期待値を得られるという事になります。

しかし、競馬は各馬や騎乗するジョッキーによって実力がバラバラとなっている事から、各馬によって1着を取れる確率は大きく異なります。

払戻オッズが同じ1.5倍や2.0倍の1番人気の馬でも対戦する他の馬の実力やコース適性で1着を取れる確率も異なってきます。

なので、競馬では「オッズが高ければ期待値が高い」という事にはなりません。

払戻オッズが高い馬券ばかりを購入するのは厳禁です。

期待値は誰でも簡単に理解出来る計算出来る

出走馬の強さや払戻オッズを考慮しなければいけないと言われると難しく感じてしまいます。

しかし、期待値は誰でも簡単に理解する事が出来る意外と単純な物となっています。

  • 払戻オッズが50倍で勝率が1.0%の馬券を100回購入
  • 払戻オッズが2.0倍で勝率が80%の馬券を100回購入

どちらが期待値が高いか考えてみましょう。

払戻オッズが50倍で勝率が1.0%の馬券を購入すると出費が1万円で回収が5000円です。

一方、払戻オッズが2.0倍で勝率が80%の馬券は、出費は同じ1万円ですが回収が1万6000円となります。

上記を見るだけで「払戻オッズだけでの判断」がどれだけ危険なのか理解出来ると思います。

競馬では、的中率(勝率)と払戻オッズのバランスが大事になります。

期待値の計算方法

期待値は「的中率×払戻オッズ」で計算する事が可能です。

計算した期待値の数値が「1」を超えている場合は期待値が高い、「1」を下回っている場合は期待値が低いという考えになります。

しかし、この「的中率」は馬券の種類ごとの的中率になる、1つの組み合わせごとに計算するという点に注意が必要です。

馬券の種類によってそもそもの的中率が異なっているので全てを一緒にしてしまうと正確な期待値を計算する事が出来なくなります。

また、今回紹介した期待値の計算方法は「1点の期待値」となります。

購入した組み合わせ1つ1つの期待値を計算する事で損をする可能性が高い馬券がないか確認する事が出来ます。

競馬で勝つためには期待値の高い馬を探す

競馬で勝つためには「期待値の高い馬を探す」事が重要となります。

期待値の高い馬とは、1着を取れる可能性が高い馬だけではなく、周りが気付いていない実力があるのに人気がない馬も含まれます。

ダントツの1番人気の馬は、払戻オッズが1.5倍以下になる事も珍しくありません。

中央競馬で言えば1.5倍以下の1番人気の勝率は約30%前後と言われています。

3回に1回当たるのに払戻オッズが1.5倍以下だと買えば買うほど損をしやすくなりますよね。

ダントツの1番人気の馬が出走するレースでの単勝勝負は回避した方が無難です。

実力があるのに人気のない馬を探す

期待値が高い馬とは、勝率が高いだけではなく払戻オッズも高い馬の事を指します。

期待値の高い馬を探す際に最も簡単な方法が「実力があるのに払戻オッズが低い馬」を探す事です。

競馬の払戻オッズは人気(投票率)によって変動します。

実力が拮抗していても競馬新聞やメディアの取り上げられ方によっては人気が1頭に偏る事も珍しくありません。

実力は同じぐらいなのに払戻オッズが「1.5倍」と「3.0倍」と倍程度離れている場合もあります。

1.5倍の馬で勝負する場合は単勝1点賭けと選択肢がかなり限られてしまいます。

しかし、3.0倍の馬で勝負する場合は、単勝馬券だけではなく複勝馬券でも勝負する事が出来ますよね。

日本の競馬では、実力があるのに人気が低い馬が出走するレースが意外と多くあります。

出走表に記載されている過去レースの成績や血統等の情報を活用して期待値の高い馬を探しましょう。

レース直前のパドックで馬の調子を見極める

中央競馬は前日投票が可能です。前日に発表された出走表の情報を頼りに予想して事前に馬券を購入している人も多くいます。

そのような人は、血統や過去のレース成績を重視した予想を行っていますが

「当日の馬の調子の善し悪し」が予想に含まれていません。実力があっても当日のコンディションが悪いと100%の力を発揮する事は出来ませんよね。

レース直前に行われる「パドック」で馬の調子の善し悪しを見極めて期待値の高い馬を探すという人もいます。

ゆっくりと馬が周回しているだけに見えるパドックですが、注目するべき点は数多くあります。

周回中に周りをキョロキョロ見る回数が多かったり、係員の誘導に抵抗している場合は落ち着きがなかったり興奮しています。

また、ゆっくりと歩いているだけなのに発汗が激しい場合も注意が必要です。

発汗が激しい馬はレース前にスタミナを消耗している場合が多いと言われているからです。

上位人気の馬のコンディションが悪いと感じた場合は、馬券購入を見送った方が良いでしょう。

パドックでレース直前の馬の様子を見て本来の実力を発揮出来る馬かどうか判断してください。

パドックでの馬の見方を覚えておくと人気が薄いのに調子が良さそうな馬を見つけやすくなるので時間がある時に勉強しておく事をオススメします。

前走との人気で比較

前走との人気を比較する事で期待値の高い馬を探す事も出来ます。

日本の競馬では、1番人気で大敗すると次回のレースで人気が落ちる傾向があります。

1番人気なのに大敗していたら買うのが怖いと考える人がほとんどです。

しかし、1番人気になる馬の多くは実力があります。そもそも実力がないと1番人気になる事は出来ませんよね。

前走で1番人気なのに大敗している馬は期待値が高い場合がほとんどです。
大敗した理由が怪我等の馬が原因でない場合は注目してみてください。

まとめ

以上が競馬の期待値に関するまとめです。

実力やオッズを考慮したり計算したりと一見すると難しいように感じてしまいがちな期待値ですが、中身を見てみると意外と簡単な理屈でした。

競馬で勝つためには、この期待値を理解して追いかける事が必須です。

今回は、オーソドックスな期待値の高い馬の探し方も一緒に紹介したので気になったという方は試してみてはいかがでしょうか。

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