少ない軍資金で競馬がしたい、馬券が買いたいという時もあるかもしれません。
「少ないお金でも楽しめる」というのも競馬の魅力の1つです。
しかし、少ない軍資金で馬券を買う事に慣れていない人からすると、どのレースで何を買えば良いか分からないと思います。
そこで今回は、1レースの軍資金が500円or1000円という状況でのおすすめの馬券の買い方を紹介していきます。
軍資金500円は単勝と複勝がおすすめ
1レースの軍資金が500円の場合のおすすめの馬券は「単勝」と「複勝」の2つです。
どちらも他の馬券よりも単純な的中率が高い事から、少ない軍資金でもしっかりと勝負する事が出来るといった特徴があります。
1レース500円でコツコツと勝ちを積み重ね続けて軍資金を増やすといった活用方法も可能です。
1レースだけで大きな勝ちを得るのは難しいですが、収支を安定させられるといった魅力がある買い方となっています。
1着予想に自信がある時は単勝で勝負しよう
競馬は軍資金の金額を問わず、自分の予想に合わせて馬券を選ぶのも勝つためには大切なポイントの1つです。
レース結果を予想した結果、1着候補がしっかりと絞れた時は単勝で勝負をするのがおすすめです。
単勝で勝負して良い時の条件は「1着候補が2頭以内に絞れたレース」となります。
もちろん、予想に自信があるレースに限ります。
予想した2頭の単勝を購入する事になりますが、それぞれの払戻オッズによって500円を振り分けて賭けていきます。
当たった時の払戻金が賭け金である500円を下回らなければ自由に賭け金を調整して問題ありません。
より自信の高い馬に多めに賭けて、もう一方をトントンから少しプラスにするといった賭け方もアリです。
軍資金500円でも単勝であれば意外と選択肢は多く、しっかりと競馬の楽しさを体感出来ます。
1着予想に自信がない時は複勝で勝負しよう
1~3着になる馬は絞れたけど1着になる馬を絞りきれないというレースも多いですよね。
入賞する馬が絞りきれない混戦レースでは、単勝で勝負してしまうと的中率が下がってしまうのでおすすめ出来ません。
混戦予想のレースは、勝負を回避する、または「複勝」での勝負がおすすめです。
複勝は、1~3着になる馬を1頭だけ当てるだけなので単勝よりも当たりやすくなっています。
しかし、当たりやすい分払戻オッズが単勝よりも低いので購入できる点数は「1点のみ」となります。
1点のみですが、500円全額を賭けられる事から当たれば必ずプラスになります。
そこまで予想に自信はないけど、馬券を買いたいという時には複勝を試してみてください。
軍資金1000円はワイドと3連複がおすすめ
軍資金500円の倍である「1000円」になると選択肢も大幅に増えてきます。
1レースの軍資金が1000円の時のおすすめの馬券は「ワイド」と「3連複」の2つです。
もちろん、軍資金500円の時と同様に単勝・複勝で勝負をするのも問題ありません。
しかし、ワイドと3連複は単勝・複勝よりも1レースで得られる払戻金が多くなります。
軍資金が1000円あれば、ワイド・3連複でも上手に馬券を買えばしっかり勝ち事が出来ます。
ワイドは本命狙いと中穴狙いが出来る
ワイドは、1~3着になる馬を2頭当てる馬券です。
1~3着全てを当てる必要がないので、少ない購入点数でも当てやすくなっています。
また、ワイドは本命狙いと穴狙いのどちらにも対応が出来るといった他の馬券にはない魅力もあります。
2頭のうち1頭を人気馬、もう1頭と人気の薄い馬と組み合わせる事で、本命狙いにはない少し高めの配当を狙う事も可能です。
本命狙い1点に500円を賭ける、本命狙いと中穴狙いを1点ずつ購入する、中穴狙いを3~5点購入するといった様々な買い方がワイドなら出来ます。
3連複はフォーメーションで無駄な馬券を抑えられる
軍資金1000円で3連複は無謀じゃない!?と驚く人も多いと思いますが、1000円あれば3連複で勝負する事は可能です。
3連複を購入する時に多くの人が「BOX買い」をしていると思います。
しかし、BOX買いは意外と無駄な買い目が含まれていたりします。
しっかりと予想したレース結果に合わせて「フォーメーションで3連複」を購入する事で無駄な馬券(買い目)を抑えながら勝負する事が出来るようになります。
買いたい馬が5頭の場合、BOX買いでは合計10点1点につき100円しか購入する事が出来ません。
しかし、1~3着の候補をしっかりと絞れていれば、同じような買い目でも購入点数を半分まで削る事も可能となります。
例えば、
1着候補が1頭=1番
2着候補が1着候補を除く2頭=2・3番
3着候補が1着候補を除く4頭=2・3・4・5番
まで絞れていたとします。
上記では買いたい馬が5頭いるので先程も記述した通り、BOX買いは10点購入する事になります。
しかし、上記の予想をフォーメーションに当てはめていくと、
1-2-3
1-2-4
1-2-5
1-3-4
1-3-5
の5に抑えられます。
要するに、予想にはない1番人気が絡まない無駄な馬券を省いた効率の良い買い方が出来るといった事です。
このように、3連複でもしっかりと予想に合わせてフォーメーションを活用すれば必要な馬券だけで勝負出来るようになります。
3連複は払戻金額が1000円を超える事が多い事から、5点を本命狙い5点を穴狙いといった買い方も可能です。
競馬を始めて日が浅い初心者の人からすると、フォーメーションは少し難しいと思いますが、少ない軍資金で競馬を遊ぶために覚えておいて損はありません。
実は本命狙いと穴狙いの回収率は同じ?でもおすすめは本命狙い
馬券の買い方は、大きく分けると本命狙いと穴狙いの2パターンが存在します。
どちらの方が回収率が高いのか気になる人も多いと思いますが、長い目で見ると実はどちらも回収率は75%に収束する事になります。
なので、基本的にはどちらをメインにしても問題はありません。
しかし、1レース500円or1000円という少ない軍資金の場合は、本命狙いがおすすめとなります。
穴狙いは軍資金が必要となる
少ない軍資金で競馬を楽しむ時に本命狙いをおすすめする理由として「穴狙いの購入点数の多さ」が挙げられます。
長期的に見ると回収率は同じになる本命狙いと穴狙いですが、穴狙いは購入点数を出来るだけ広げる必要があります。
他の人が狙っていない人気の薄い組み合わせを狙う穴狙いでは、馬券を取り逃す事を防ぐために極端に買い目を絞らない事が大切となります。
軍資金500円や1000円では、穴狙いをするために必要な購入点数をカバーしきる事が出来ません。
少ない軍資金での競馬では、購入点数を絞りやすい本命狙いの方が適していると言えるでしょう。
本命狙いは軍資金が底をつきにくい
本命狙いには「軍資金が底をつきにくい」といった特徴もあります。
本命狙いをメインにしていれば、的中率が極端に悪くなるという心配がほとんどなく、軍資金が底をつきにくくなっています。
いつ当たるか分からない穴狙いと比べると軍資金が減りにくく精神的なプレッシャーも少なくなっています。
調子が良い時であれば2~3レース連続で当たる事も珍しくないのも本命狙いの魅力の1つです。
本命狙いは、少ない軍資金で遊びたいという人にピッタリな買い方となっています。
まとめ
少ない軍資金では競馬を楽しめないと勘違いしている人も多くいますが、買い方1つでしっかりと楽しめるのが競馬の魅力でもあります。
今回は、軍資金を500円or1000円に設定しましたが、300円や800円でも同じです。
軍資金に合わせた適切な馬券選びと馬券に合わせた適切な購入点数さえ把握していれば勝つチャンスが多いのも競馬の特徴の1つです。
出来るだけ少ないお金で競馬を楽しみたいと考えている人は、今回紹介した買い方を参考にしてみてください。
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