1日1レースに賭けられる軍資金の多さは人によって異なります。
お小遣いの範囲内に抑えようとするとどうしても1レースに賭けられる金額が少なくなってきます。
少なく軍資金でもしっかりと回収率をアップさせたい、馬券を当てたいと試行錯誤をしている人も多くいます。
今回は、1レース500円で回収率をアップさせる馬券の買い方を紹介します。
1レース500円勝負なら複勝・単勝がおすすめ
1レースあたりの賭け金の上限が500円という事は最大で「5通り」しか馬券を購入する事が出来ないという事になります。
少ない点数でしっかりと馬券を的中させて回収率をアップさせるには、1着を予想する「単勝」と1~3着に入る馬を1頭予想する「複勝」の2つの馬券が適しています。
また、予想した結果によっては馬連や馬単を活用する等、レースに合わせた馬券購入が重要となります。
500円勝負なら3連単はおすすめできない
1レース500円で勝負をする時に絶対にしてはいけないのが「3連単馬券での勝負」です。
1~3着の馬を順番通りに予想する3連単は、数ある馬券の中で最も予想が難しくなっています。
競馬歴が長い人や馬券師の人でも3連単を予想する時は30~100通り購入する人がほとんどです。
それでも1日数レース当たれば上出来というレベルだと考えるとどれだけ難しいか理解出来ると思います。
1レース500円で3連単を購入して的中させれば間違いなくプラスになります。
しかし、的中率の低さから500円での3連単勝負で回収率をアップさせるのはほぼ不可能と言えます。
少ない資金で回収率をアップさせたい場合は、絶対に3連単に手を出さないようにしましょう。
単勝と複勝がオススメな理由
競馬は1レースの最大出走頭数は18頭となっています。
18頭が出走するレースであれば、理論上単勝が当たる確率が1/18、複勝が1/6となります。
3連単と比べるとかなり現実的な数値です。
また、上記の確率からさらに各出走馬の実力差やコース適性を加味するともう少し的中率をアップさせる事が出来ます。
競馬で回収率を当てるには、馬券を的中させる事が必須なので軍資金が少ない時は予想しやすく的中率が高い単勝と複勝が適しています。
馬単と馬連を活用出来るレース
単勝と複勝より理論上の的中率は低い「馬単」と「馬連」も状況によっては500円で勝負する事が可能です。
馬単で勝負出来るレースは、1着になる馬の候補が1頭で2着になる馬の候補が5頭以内のレースです。
一方、馬連で勝負出来るレースは、1着2着になる馬の候補が3頭以内、または1着候補が2頭2着候補が4頭以内のレースです。
活用出来るレースは少ないですが、予想に自信がある場合は馬単と馬連を活用する事で単勝と複勝よりも大きな利益を得る事も可能です。
しかし、後述しますが、馬単と馬連を購入する時はトリガミに気を付ける事が必須となります。
1レース500円でトリガミしない資金配分
1レース500円で単勝・複勝で勝負をする時と馬単・馬連で勝負をする時では購入出来る組み合わせの数が異なります。
的中率が高い単勝と複勝は、馬券が的中した時の払戻オッズが低くなっています。
500円賭けられるからといって、単勝と複勝の5通り購入すると高い確率で負けていきます。
単勝と複勝で勝負をする際は、購入点数を単勝が多くても2点まで複勝は1点まで抑えてください。
基本的にはどちらの馬券も1点買いとなります。
一方、馬単と馬連は必ず1点買いをしなければいけないという事はありません。
単勝・複勝と比べると的中率がガクッと落ちるので的中した時の払戻オッズもそれなりに期待する事が出来ます。
購入点数を少なくする事で1点に賭ける金額を増やせるので、出来るだけ購入点数を減らした方が良いですが、無理に減らす必要はありません。
1レース500円勝負で毎レース5点買う事は滅多にありません。
単勝・複勝であれば1点、馬単・馬連であれば3点前後がほとんどだと思います。
500円勝負をする時には「トリガミをしない」事が重要です。
トリガミとは、払戻金額が馬券購入金額を下回る事を指します。要するに馬券は当たったのに収支がマイナスになるという事です。
「馬券が外れるよりトリガミの方がマシじゃない?」と考えてしまいそうになりますが、トリガミをしているという事は購入点数が増えすぎているという事と同じです。
トリガミは増えれば増える程、徐々にマイナスになっていくので回収率をアップさせるためには極力トリガミを回避する必要があります。
トリガミをしない方法は簡単です。馬券を購入する時にオッズを確認するだけです。
1レース500円賭ける場合であれば、的中時に払戻金が500円を超えるようになっていれば問題はありません。
1レース500円勝負で単勝・複勝を購入する場合は1点買いとなるので1点に500円賭ける事になります。
一方、注意しなければいけないのが馬単と馬連です。
特に馬連は1番人気と2番人気の組み合わせになると払戻オッズが5倍を下回る事も多々あります。
馬単と馬連で勝負する時は5通り購入するよりも、払戻オッズが5倍を下回っている組み合わせに200円以上賭けてトリガミをしないように資金配分を行う事を意識すると良いでしょう。
軍資金の多さを問わず、競馬で回収率をアップさせるにはトリガミをしない事としっかりとした資金配分が大切となります。
500円で馬券を買うなら無駄を省こう
目の前にあるレース全てで500円勝負をしていても回収率がアップする事はありません。
回収率が下がってしまう原因となるハズレ馬券をどれだけ減らしていくかが回収率アップの醍醐味です。
1つの競馬場では1日12レース行われていて、中央競馬では週末に全国2~3箇所の競馬場でレースが開催されています。
最大36レースある全てのレースの予想をしっかりと出来る人はいません。
しっかりと予想が出来ていないレースは的中率が大幅に下がります。
全てのレースに500円を賭けるのではなく、予想に自信があるレースに絞る事も回収率アップに効果的です。
1レース500円勝負をする場合は、穴狙いではなく本命(人気馬)狙いになるので出走する馬の上位勢の実力が拮抗している場合は馬券購入を見送った方が無難です。
しっかりと予想をして「もうこの買い目しか思いつかない!」と自信を持って馬券を購入出来るレースのみに絞りましょう。
また、自信があったレースで馬券が外れたからといって予定になかったレースの馬券を購入するのも厳禁です。
冷静さを失うと回収率はドンドン下がっていくので注意してください。
まとめ
1レース500円で勝負するには「馬券の選び方」と「トリガミをしない資金配分」が必要です。
また、1レース500円で済むからといって馬券を購入するレースを増やし過ぎないように心掛けてください。
回収率をアップさせるためにはレース選びも重要となるので自分の予想しやすいレースを探すと良いでしょう。
出来るだけ少ない軍資金で競馬を楽しみたい、回収率をアップさせたいという人は今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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